【外段取り×自動化〜時間効率の最大化〜】

一日の時間は誰にとっても有限ですよね。

特に切削加工の現場では、その限られた時間をいかに有効に活用するかが、生産能力を大きく左右します。

たとえば、5軸マシニングセンタなどの工作機械が自動で稼働しているあいだに、別の製品のセットアップを”機械の外”で行う取り組みを「外段取り」と言います。

機械を稼働させながら、同時進行でセットアップを進められるので、無駄な待機時間を大幅に削減する事ができます。

弊社では多種多様な製品が頻繁に入れ替わり立ち替わり生産されるため、短いサイクルで次々と異なる加工を行うことが求められます。

こうしたニーズに応えるために、私たちは5軸マシニングセンタのパレットチェンジャーを活用した”外段取り”など、あらゆる観点から創意工夫と改善に取り組んでいます。

写真にあるように、工作機械内で別の製品を5軸加工している最中に、セットアップステーションではまったく違う製品の段取りを進めています。

複雑な多面加工が必要な製品であっても、機械が稼働している間にセッティングを済ませられるので、機械が停止している時間（アイドルタイム）を最小限に抑えることが可能です。

その結果、同時に20個から100個程度の段取りを要するロットであっても、効率的に機械を稼働でき、その結果として短納期対応が実現します。

さらに、社員さん一人ひとりの生産性を高めながら長時間労働の負担を減らすことができるのも、この外段取りをはじめとした生産体制の大きなメリットです。

弊社が目指すのは、従来のように人が無理をして自分の時間を犠牲にする形ではありません。

お客様にとっても、社員さんにとっても、メリットがある持続可能な生産スタイルを目指しています。

時間や労力に余裕が生まれれば、さらに新しいアイデアや改善策にトライする余地が広がります。

その技術改革によって、お客様の多様なニーズに、より的確に応えることができます。

そうした循環こそが、ものづくりの質とスピードを高め、企業としての価値を向上させる原動力になると考えています。

短納期はもちろんのこと、高品質かつ柔軟な対応を可能にするために、私たちは今後も絶え間ない挑戦と技術革新を続けてまいります。

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少ロット量産と言えば長谷川加工所。

20個〜100個のロットを5軸加工で安定品質。

100mm〜300mm程度のワークも500×500パレットで楽々5軸加工。

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