【職人から機械へ】

近頃ウチの会社では、 ご高齢の職人さんが健康上の理由などで出来なくなってしまった低単価のお仕事を、 自動化・機械化を持ってして採算を合わせています。

いま日本は高齢化社会の真っ只中です。 日本の人口もどんどん減り続けています。

日本の人口減少は毎年70万~80万人と、山梨県に相当する規模の人々が消えていく計算になります。

こうした急激な縮小は「日本の未来はお先真っ暗オワコン」と捉えられがちです。

しかし実は、こういった現象が起こると、 「一人当たりのGDPが上昇する」という別の側面があります。

理由は単純で、労働力の不足を補うために自動化や機械化が一気に進み、生産性が高まるからです。

今までマンパワーに頼っていた日本の製造業も、この大きな変化にどう対応するかが問われています。

私自身、切削加工の工場を経営している立場から、肌で感じることがあります。

それは「庭先職人」と呼ばれる、趣味と実益を兼ねるかたちで低単価の仕事を引き受けてきた方々の引退が、相次いでいるという現実です。

ご高齢化によってその方々が担っていた仕事が行き場を失い、「安い価格帯でも量産したい」というご相談が、私たちの工場に寄せられるケースが増えています。

いっけん採算が合わなそうな少量生産でも、20個から100個程度のロットなら自動化・機械化によって利益を確保できる可能性があります。それほど、この自動化・機械化という仕組みには、秘められたパワーがあります。

もちろん、小回りのきく「庭先職人」的な存在が完全になくなるわけではありません。

しかしいずれ、技術とノウハウを受け継ぐことが難しくなるのは明白です。

だからこそ、今後は大手企業のみならず、中小企業・町工場においても「自動化・機械化」という視点をもつ必要があると感じています。

もし現在、ご高齢者への発注に将来の不安を抱えている方がいらっしゃいましたら、一度ご相談ください。

ウチの会社では、変化を恐れず、機械の力を最大限活用しながら、限られた人材で高い付加価値を生み出していきます。

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少ロット量産と言えば長谷川加工所。

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