専業化・分業化で加速する競争力|電子部品業界の“水平分業”の波

カテゴリーblog
この投稿をシェア twitter facebook line

かつては垂直統合モデルが主流だった電子部品業界。しかし近年、電子機器の高度化・複雑化とともに、開発・製造・販売の各工程を異なる専門企業が担う「水平分業」が急速に進行しています。

■ 部品・モジュール・実装の役割分担

電子機器を構成する回路・センサ・電源モジュールなどの各領域で、専門化が進んでいます。たとえば、センサはA社、電源はB社、通信モジュールはC社というように、それぞれの得意領域で特化する構造が確立されつつあります。

■ ファブレス設計とEMSの拡大

水平分業の代表例が、設計に特化したファブレス企業と、製造を担うEMS(電子機器受託製造サービス)の組み合わせです。日本でもファブレス型の電子部品メーカーが増え、設計リソースを集約して開発速度を高める戦略が見られます。

■ 分業によるコスト・スピードの最適化

分業化により、それぞれの企業が最適な地域・設備・ノウハウを活かせるため、全体の効率が向上。製品の立ち上げ速度も速く、競争激化するグローバル市場で有利に働いています。

■ 縦から横へ、日本企業の転換期

日本の電子部品メーカーは従来、垂直統合で品質・工程を一貫管理する文化が強く残っていました。しかし、設計と製造を分離し、グローバルパートナーとの連携を強める企業が増えてきたことは、業界構造の大きな転換点と言えます。

このブログを書いた人

長谷川 一英

有限会社 長谷川加⼯所

代表取締役

長谷川 一英

切削加⼯の長谷川加⼯所について

切削加⼯で難しい産業部品を柔軟に製作。
アルミ・スレンレス・鉄 etc。
試作・⼩ロット量産。
詳しくはこちら

お問合わせはこちら