糖尿病・代謝内科で活躍する代表的な医療機器

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糖尿病・代謝内科は、糖尿病をはじめとする生活習慣病や、脂質異常症、甲状腺疾患など代謝に関わる疾患の診療を行う診療科です。診断や治療、病態管理には多様な医療機器が活用されています。

血糖測定器(グルコメーター)

糖尿病管理の基本となるのが血糖測定器です。採血によるスポット測定のほか、連続的に血糖変動を記録するCGM(Continuous Glucose Monitoring)システムも普及し、より精密な血糖管理が可能になっています。

HbA1c分析装置

過去1〜2か月間の平均血糖値を反映するHbA1cの測定は、長期的な血糖コントロール状況を把握する上で不可欠です。外来検査室や院内ラボに設置され、迅速な結果提供が行われます。

インスリンポンプ

持続的に皮下へインスリンを注入するデバイスで、血糖変動の安定化に効果的です。近年はCGMと連動して自動制御するハイブリッド型も登場しています。

甲状腺・代謝評価機器

超音波診断装置は、甲状腺の腫瘍や炎症の評価に用いられます。また、間接的な代謝状態評価のための体組成計や代謝測定装置も活用されています。

まとめ

糖尿病・代謝内科では、診断と治療、日常生活での自己管理支援までを包括する医療機器が揃っています。デジタル化や遠隔管理技術の進歩により、よりきめ細やかな患者サポートが可能になっています。

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