2025.6.30 エンドミル切削の諸特性を学ぼう ~切る・削るだけじゃない、工具形状が生む多彩な加工現象~ エンドミルは、フライス加工の中でも最も多用途に使われる工具のひとつです。溝加工、輪郭加工、ポケット加工、曲面加工など幅広い用途があり、その切削特性を理解することで […]
2025.6.30 正面フライス切削での切削油剤の功罪 ~冷やすか?潤滑か?使い方次第で明暗が分かれる~ 正面フライス(フェイスミル)加工において、切削油剤は「冷却」「潤滑」「切粉排出」「防錆」などの役割を果たします。しかしその一方で、誤った使い方や加工条件とのミスマッチが、 […]
2025.6.30 切削工具の倒れ現象と加工精 ~見逃せない“ミクロのズレ”が品質を左右する~ 高精度加工を求められる現場では、寸法公差や面粗さに神経を使いますが、意外と見落とされがちなのが「切削工具の倒れ現象(ツールディフレクション)」です。わずかな工具のしなりやた […]
2025.6.30 コーナ角で異なるバリ発生 ~加工形状と工具形状の関係性~ 金属加工において「バリ」の発生は避けがたい現象ですが、その発生量や形状は**工具のコーナ角(先端の角度)**によって大きく左右されます。特にエッジやコーナー部分の加工では、工具形状のわずか […]
2025.6.30 切削条件の変更で起こる工具損傷トラブル 加工現場では、生産性の向上やコスト削減を目的に「切削条件の見直し」が頻繁に行われます。しかし、切削速度・送り速度・切込み量などを変更すると、思わぬ工具損傷や加工トラブルが発生することもあります。本記事では、切削条件の変更 […]
2025.6.30 上向き削りと下向き削りで変わる切削現象 切削加工では、「上向き削り(逆回転切削)」と「下向き削り(同方向切削)」という2つの方式があります。これらは工具とワークの相対的な動きによって分類され、加工面の品質、工具寿命、切削抵抗などに大きな違いを生み出します。 1 […]
2025.6.30 切削幅比で大きく変わる工具損傷特性 加工現場で「工具の損傷が早すぎる」「思ったよりも寿命が短い」と感じたことはありませんか?実はその原因の一つに**切削幅比(ae/D)**が関係している場合があります。本記事では、切削幅比が工具損傷に与える影響について、わ […]
2025.6.29 ステンレス鋼切削の工具寿命の特異|“普通の摩耗”では終わらない、その理由とは? はじめに ステンレス鋼(SUS304・SUS316・SUS430など)の切削加工では、「工具が急激にダメになる」「寿命が読みにくい」といった声が多く聞かれます。これは、ステンレス鋼特有の物理・化学的性質に起因しています。 […]
2025.6.29 切れ刃の真のすくい角で変わる工具損傷|摩耗・チッピング・剛性のバランスを見極めろ はじめに 工具設計において「すくい角(rake angle)」は、切れ味や切りくず処理に直結する重要パラメータです。しかし、実際に材料と接触する切れ刃の角度である「真のすくい角(effective rake angle) […]
2025.6.29 正面フライス切削における工具材種と加工実例|素材・目的別に最適な選択を はじめに 正面フライス(フェイスミル)切削は、平面の荒加工から高精度仕上げまで幅広く使われる基本加工法です。しかしその効果は、使用する工具材種によって大きく左右されます。本記事では、代表的な工具材種の特徴と、実際の加工事 […]