心臓血管外科で活躍する代表的な医療機器

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心臓血管外科は、心臓や大血管に関する疾患に対して手術を中心に治療を行う診療科です。高度な精密性と安全性が求められるため、使用される医療機器も先端技術を駆使したものが多くあります。

人工心肺装置

心臓手術の際に心臓と肺の機能を一時的に代替する装置です。手術中に心臓を停止させ、安全に大動脈や冠動脈の操作を行うために不可欠な機器です。

手術用顕微鏡

冠動脈バイパス術や血管縫合など、極めて細かい操作を行うために使用されます。高倍率かつ立体的な視野を提供し、精密な血管吻合を可能にします。

経食道心エコー(TEE)

手術中や術後に心臓の構造や血流をリアルタイムで観察できる超音波装置です。手術の精度確認や合併症の早期発見に役立ちます。

人工血管・ステントグラフト

動脈瘤や血管損傷の修復に用いられる人工血管や、カテーテルを介して血管内に留置するステントグラフトも心臓血管外科で重要な役割を果たします。

心臓手術用モニタリングシステム

全身麻酔下での手術中、心拍・血圧・酸素飽和度などを常時監視する多項目生体モニターが使用されます。これにより術中の安全性が確保されます。

まとめ

心臓血管外科の現場では、生命維持に直結する高度医療機器が揃っています。これらの技術は進化を続け、より低侵襲かつ安全な心臓・血管手術を実現しています。

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