品質管理方針
品質の安定は「しくみ」によって作られることを旨とし、仕組み作りの改善に取り組み続けます。当社は加工精度基準やチェック体制を仕組み化し、不良率「0」への取り組みを行っています。
お客様から指定された誤差許容量よりも、更に厳しい数値を狙うよう社内でルール化し、高品質で確かな製品をご提供させていただいております。
当社は製作工程ごとにダブルチェック体制を「しくみ化」しています。従ってひとつの製品を作る過程において、何人もの熟練技術者が「自動的に必ず」品質をチェックします。製作過程における変形や歪みを、熟練技術者の観察と予測によって品質を管理し、検査による結果によって万全を期します。当社は全社員一丸となって高品質への追及に取り組んでいます。
各工程ごとに、担当作業員とは別の人員が品質チェックすることをルール化しています。製品加工後の寸法チェックや面品位チェックはもちろんのこと、製品加工前の3Dモデルのチェック、加工データのチェック、機械段取りチェックも必ず行います。これによりお客様からお預かりする仕掛り品のご依頼に対しても確実な品質をご提供致します。
当社の加工データは全てコンピュータによって作成されます。従って全ての製作工程がデータとして保存されます。万が一製品に問題が起こった場合は即座に製作工程をトレースし、原因を突き止め、改善することができます。また製作日などもデータとして残るため、数年越しのお問い合せ、またはリピート品などに対しても確実に対応することができます。
機械に計測機能が追加オプションされているので、人によって誤差が出てしまうような測定も安定して計測できます。
工場内の環境を一定に保つため、エアコンにて温度・湿度を一定に保っています。また機械の精度を維持するため、機械の電源を24時間onにして機械内部の環境も一定に保っています。
基本的には図面の寸法指示を遵守して製作にあたります。しかし図面の指示が必ずしもお客様の求める品質であるとは限りません。図面が古いため寸法公差がゆるかったり、逆にラフで構わないのに過剰精度だったりすることがあります。最適な品質の製品をご提供するために、お客様と親身にお打ち合わせをさせて頂いております。
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